青じそというと、薬味で食べるくらいのイメージですが、それは何とももったいない話です。
青じその美容効果や美肌効果を知れば、きっと毎日青じそを食べたくなることでしょう。
青じその美容、美肌効果についてみていきましょう。
食物繊維による整腸作用
まず1番にあげられるのが、青じその食物繊維による整腸作用です。
便秘は美肌の大敵です。
老廃物が腸内にたまってしまうと、肌荒れの原因となったり、代謝が落ちて肌の若返りを阻害してしまいます。
そんな便秘予防に効果があるのが、食物繊維。
青じそには豊富な食物繊維が含まれています。
食物繊維の含有率はゴボウよりも多いくらいの豊富な食物繊維です。
それによって、便秘解消に効果が期待できます。
αリノレン酸による美肌効果
えごま油に含まれていて、細胞を柔らかくして代謝アップすることから美肌効果が注目されているのがαリノレン酸です。
えごま油は別名しそ油とも呼ばれます。
つまり、エゴマと青じそは同種の植物なのです。
青じそにももちろんαリノレン酸が含まれています。
精製されたえごま油ほどの量は摂取できませんが、青じそからでもαリノレン酸を摂取することが可能です。
ビタミンCによる美肌効果
ビタミンCはレモンなどの果物のイメージもありますが、青じそにもたくさん含まれています。
ビタミンCは様々な美容ケア用品に必ずと言っていいほど含まれているビタミンです。
ビタミンCにはコラーゲンの合成に関与して、肌の張りを作り出してくれます。
また、活性酸素を分解してニキビの炎症や色素沈着を抑える効果もあります。
その他にも紫外線から肌を守る助けをしてくれたり、シミの改善に効果があるなど、ビタミンCは美容と切っても切れないビタミンなのです。
そんなビタミンCを青じそなら手軽に摂取することができます。
抗酸化作用によるアンチエイジング
青じそにはビタミンCやβカロテン、αリノレン酸、ポリフェノールなど、抗酸化作用をもつ物質が多種類かつ豊富に含まれています。
肌の老化などは酸化によって進むとされます。
酸化が進むことで、肌はシミやシワ、くすみなどが現れます。
また、髪質も衰えたり、白髪が増えたりします。
その酸化を止めるのが抗酸化作用です。
つまり抗酸化作用を持つ成分が豊富な青じそは美容や美肌の力強い味方となるのです。
豊富なミネラルで貧血予防
美容目的で食事制限をしたり、いきなり強い運動を始めたりすると起きやすいのが貧血です。
貧血は冷え性を招いたり、血液の循環も悪くなるので美肌のためには避けたいところです。
青じそにはミネラル分が豊富なので、貧血予防にも適しています。