青じそを冬に栽培できるの?冬を越すのはできるの?

「和風のハーブ」とも呼ばれる青じそは、暑い季節のそうめんや冷奴などの薬味をはじめ、いろいろな料理の美味しさを増す食材として重宝されています。

ビタミンやミネラルを豊富に含む青じそは、健康へのさまざまな効果が期待でき、スーパーなどでおおむね一年中入手が可能となっています。

青じそは、もともと一年草であるため、普通に育てると1年も経つと枯れてしまい、冬を越すのは基本的にはありません。

一年を通して市場にでまわる青じそがあることから、冬での栽培や基本的な栽培に必要な作業の時期を紹介します。

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冬に家庭菜園で青じそを栽培するには?

青じそは、基本的に春にタネを蒔き、梅雨時から夏にかけて急速に成長し、花を咲かせて実をつけると株本体は枯れてしまう一年草です。

プランターや露地で栽培する家庭菜園では、青じその実を収穫して保存し、翌年の暖かくなる時期を見計らって種を蒔くという栽培サイクルを繰り返します。

そのため、寒くなる冬になる前に花を咲かせて実をつけた青じそから、翌年に蒔く種を収穫し、乾燥させてから容器に入れ、冷暗所や冷蔵庫に保管しておきます。

最近では、温暖化の影響などから、日当たりの良い場所に置いたプランターの青じその株が冬を越すということもありますが、一年草の青じそには稀なことと考えられ、栽培の時期がずれたのかもしれません。

青じそを冬に育てる農家のやり方は?

市場に流通する青じそを栽培する農家は、青じそを冬でも収穫を可能にするために、土での栽培や水耕栽培でも、ハウス栽培を行なっています。

気温が20度程度になれば、種を蒔いて一週間から10日程度で発芽しますから、市場で販売するための青じそを育てる農家は、人工的に青じそが成長する環境を整えています。

青じその発芽に必要な20度程度の気温、そして発育に必要な25度程度の気温と十分な日差しをハウスによって確保することで、冬でも栽培ができています。

しかも、一年草の青じその収穫を、何棟もあるハウスを一度に収穫することなく、順番に収穫することで収穫の間隔をあけて連続した供給を可能にしています。

つまり、家庭菜園でも農家のようなハウスを機能をプランターに施してあげれば、一年中新鮮な大葉を摘むことができるというわけです。

一年草の青じそは、基本的には冬を越せない?

一年草である青じそは、基本的に暑さには強いものの、寒さには弱く、冬を越すことはできません。

連続した栽培のためには、花を咲かせて実をつけた株から、翌シーズンに蒔く種を収穫して保管しておくことが必要です。

冬場に青じそを栽培するには、農家で行われているように、プランターや露地で栽培している場所をビニールハウス状にして、生育環境となる気温を維持します。

また、株ごとの収穫をずらすことで、連続した大葉の収穫を可能にできます。

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