青じそを育てて、香りがないのはなぜ?何が原因?

冷奴やそうめんの薬味として重宝する青じそは、自宅のプランターや庭で簡単に栽培して収穫できる野菜です。

青じそは、生命力が強く、プランターに蒔いた種は、たちまち発芽して成長し、ベランダからちょっと摘んできて使える便利さと美味しさを味わえます。

家庭菜園の初心者でも簡単に育てられる青じそですが、スーパーなどで購入するシソのように香りがない、美味しくないといった違いを感じる場合も現れます。

市販された青じその種を蒔いて育てているのに、スーパーの店頭に並んでいるようなシソの香りがない、あるいは、美味しくないといった原因や美味しいシソを育てるコツなどを紹介します。

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家庭菜園の青じそに香りがない原因は?

家庭菜園で育てた青じそに、スーパーなどで購入する青じそのような爽やかな香りがない原因として、次のようなことが考えられます。

1. 青じそを育てている場所の日当たりが良すぎて、成長が進んでしまい、葉が固くなってしまったため。

2. 最初に蒔いたタネが成長し、こぼれ出てきた株や、さらに増えた株の葉を収穫したため。

3. 家庭菜園用の青じそのタネは、スーパーなどで販売されている品種のように改良が加えられていないため。

4. 青じそを育てている土に使っている肥料が影響しているため。

5. 青じその香りが詰まっている葉の裏にある腺りんと呼ばれる金色の小さな粒を、知らない間に潰しているため。

香りがない青じそを収穫しない育て方は?

スーパーなどで購入する香りが良い青じそを自宅で育てるためには、前述したような原因が考えられ、日当たりや肥料、株や葉の取り扱い方に注意が必要です。

青じそを植えている土に使う肥料に、化成肥料を与えると量が多くなりがちで、味に影響が出て苦くなることがあるようで、肥料の量にも注意が必要で、有機肥料の方が手間はかかりますが、味が良くなるというのが一般的な生産者の評価のようです。

また、青じその葉の裏の腺りんを潰すと香りが発生し、揮発性のため香りはすぐに飛んでしまうため、食卓に並ぶ時には香りがない状況になるようです。

プランターなどで青じそを栽培する際には、葉の裏の扱いには特に注意し、香りの素となる金色の粒を潰さないように注意します。

スーパーで販売する青じそは、売り物としての価値を高めるために品種改良が繰り返されたタネが使われ、家庭用には同様の改良された品種が売られることはないと考えられますが、葉の状態を観察しながら、香りの素である葉の裏にある腺りんの取り扱いに注意することが重要です。

家庭菜園での青じその香りがない状態にしないためには?

プランターや庭先で簡単に栽培できる青じそですが、スーパーなどで売られているシソのような香りがない、美味しくないということがあります。

青じその香りがない原因は、香りを発生する葉の裏の金色の粒々の腺りんを知らない間に潰していることがあり、葉の扱いには栽培の過程や調理の際に気をつけることが大切です。

また、栽培する環境に重要な日差しの状況や、土に使う肥料の量や質にも気を配ることで、売られているシソの葉に近い香りや味に家庭菜園でも近づけられます。

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