たんぽぽ茶やトウモロコシのひげ茶など、世の中には様々な健康茶がありますが、青じそもお茶にすると健康効果が得られるということはご存知ですか
青じそのお茶、青じそ茶についてみていきましょう。
青じそ茶とは
青じそ茶はしそ緑茶などとして、市販されたりしていますが、一般的には家庭菜園などで採れすぎた青じそをお茶にして飲んだりするものです。
青じそは夏場は一気に葉を広げ、繁殖力も強いので家庭菜園などに植えると茂りすぎて困ってしまうことがあります。
そんな青じそをお茶にして美味しく頂きながら健康効果も享受しようというのが青じそ茶です。
青じそ茶の健康効果は
青じそ茶は青じそに含まれる健康成分を手軽に取り入れることができます。
青じそには様々なポリフェノールが含まれているので、青じそ茶を飲むことでポリフェノールによる健康効果が得られるのです。
代表的なポリフェノールとしては、香りの成分であるペリルアルデヒドです。
ペリルアルデヒドは、夏場に暑さで弱った胃の働きを活性化させる働きがあります。
夏バテなどで食欲不振になってしまったときは、食前に青じそ茶を飲むと良いでしょう。
また、青じそにはロズマリン酸というポリフェノールも含まれています。
ロズマリン酸はローズマリーというハーブに含まれていることで名付けられたポリフェノールです。
ロズマリン酸には強い抗酸化作用と抗炎症作用があります。
青じその抗菌作用の一役を担っているのがロズマリン酸ということになります。
また、ロズマリン酸の抗炎症作用はアレルギーの抑制にも効果があるとされています。
その他にも認知症予防や生活習慣病の予防効果もあるとされています。
青じそ茶はこういったポリフェノールによって様々な健康効果が期待されるお茶なのです。
青じそ茶の作り方
青じそ茶の作り方にはいくつかあります。
1番簡単なのは、とれたての青じそをそのまま煮出す方法です。
長時間似てしまうと渋みが強く出てしまうので、1~2分程度で大丈夫です。
もう少し手の込んだ方法としては、煮出す前に煎る方法があります。
短冊状に切った青じその葉を、少しこんがりするまでフライパンで煎ります。
これによってシソの香りが立ち、青臭さがとれます。
さらに本格的に作る場合は、青じそを乾燥させます。
青じそを乾燥させれば長期間保存ができるので、夏場の青じそがたくさん取れる時期だけなく、一年中楽しむことができます。
もちろん、乾燥した青じそ茶は市販されているので購入することも可能ですが、プランターなどでシソを育てれば、青じそ茶を手軽に楽しむことができます。