青じそに含まれるビタミンを逃さない食べ方のポイントとは

青じそは豊富なビタミンの含有率が健康によいということで注目が集まっています。

では、具体的にはどのようなビタミンが含まれているのでしょう。

青じそに含まれているビタミンの種類と食べ方のポイントについてみていきましょう。

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ビタミンとは

青じそに含まれるビタミンについてみていく前に、まずはビタミンとはそもそもどんなものかということをみていきましょう。

ビタミンには13種類があり、それぞれが様々な形で体内において生命活動を維持する上で大切な働きをしています。

ビタミンはそれ自体がエネルギーとなったり、細胞を作る原料となったりすることはありませんが、食べた栄養がエネルギーや細胞を作る原料となる過程において鍵となる働きをします。

ビタミンの中には体内で合成可能なものもありますが、それだけでは量が足りなかったり、そもそも合成されないものも多くあるため食べ物で体内に補給し続ける必要があります。

青じそに含まれるビタミンの種類

青じそには13種類のビタミンの内、7種類ものビタミンが含まれています。

1つの食材で7種類ものビタミンが摂れるものは多くはありません。

摂取できるビタミンの種類が多いということは、青じその健康効果が高いとされる1つの理由になります。

含まれるビタミンを具体的に見ていくと、ビタミンA、B1、B2、C、E、K、葉酸となっています。

この中でもビタミンAとビタミンKは野菜類の中でトップクラスの含有率となっています。

青じそは含有ビタミンの種類が多いだけでなく、量も多いのです。

ビタミンを効率よく摂取できる食べ物の1つということができます。

水溶性ビタミンの食べ方のポイント

青じそには豊富なビタミンが含まれていますが、食べ方にはポイントがあります。

ビタミンは食べ方によって吸収率が大きく変わってしまうからです。

吸収率が変わる理由としては、ビタミンには水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあるからです。

水溶性ビタミンは文字通り、水に溶けやすいビタミンのことです。

青じそに含まれている水溶性ビタミンとしてはビタミンB1、B2、C、葉酸があげられます。

青じそは長時間、水に触れているとこれらの水溶性ビタミンがどんどん流出してしまいます。

なので、青じそを水で洗う時はさっと洗うようにしましょう。

また、水溶性ビタミンは熱に弱いという特徴があります。

3分加熱すると、ビタミンCは半分以下になってしまうというデータもあるくらいです。

なので、青じその水溶性ビタミンを効率的に摂取するには水洗いも加熱も手早くということがポイントとなります。

脂溶性ビタミンの食べ方のポイント

脂溶性ビタミンは文字通り油に溶けやすいビタミンです。

青じそではビタミンA、Kがこれに当たります。

脂溶性ビタミンは水には溶けないので油と一緒に食べると吸収率がアップします。

ビタミンA、Kを効率よく摂取するのなら炒め物などにして油と一緒に食べるとよいでしょう。

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