青じそを栽培する際のタネまきや収穫に適した時期は?

青じそは、こぼれ種からも時期が来れば発芽するほど、発芽率は高めで、家庭菜園を始めた初心者にも簡単に栽培できる野菜です。

家庭菜園で栽培する野菜には、それぞれに適した種まきの時期や収穫に適した時期があり、適した栽培環境があります。

食卓で新鮮な青じその葉をベランダのプランターや庭で最良の状態で摘むために、必要な種まきや収穫の時期などを紹介します。

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青じそが持つ植物としての特徴は?

古来、中国では食中毒を起こした人へ薬草として煎じたり、葉を食べさせたとされるシソの一つである青じそは、ビタミンやミネラルなどを多く含む野菜であると同時に、特有の爽やかな香りがあるために、現代では食卓の薬味として重宝されています。

しかも、簡単に栽培できるため、プランターや露地での家庭菜園で栽培する方も多く、必要な時にちょっと摘んで料理に使える食材です。

梅雨時から夏場に旬を迎える青じそは、春先から種をまいて栽培しますが、基本的には一年草であるため、寒さを迎える冬になる前には枯れてしまいます。

霜には弱く、暑さには比較的強めな青じそを栽培するには、だいたい3月下旬から気温が下がる時期までとなりそうです。

青じその種まきから収穫までに適した時期は?

青じそは、日本の気候や風土に適した植物で、前の年に栽培していた場所に落ちたこぼれ種からも目が出るほど、発芽率が高く、育てやすいといえます。

青じそを種から育てる場合、種まきに適した時期は、気温が20度程度になる3月下旬ごろから6月上旬です。

青じその種は、乾燥に弱く、日光を好むという性質をもち、種を蒔く前に一晩、種を水を入れたコップなどに入れて水分を吸収させてから、種を蒔いた方が発芽率も高くなります。

発芽して成長する青じそに日光は欠かせませんが、直射日光を当てすぎると、急速に成長し続け、葉も硬くなってしまいますので、半日陰となる生育環境となるようにします。

収穫時期は、種蒔きした時期にもよりますが、6月から10月ごろまで可能で、下の方の葉から指先で摘み取ります。

また、茎の先端から摘み取ると、わき芽が伸び、収穫量を増やすことができます。

青じそを種から栽培する際の種まきの時期

薬味として重宝する青じそを家庭で種から育てる場合、種まきは気温が20度程度になる3月下旬ごろから6月ごろの時期が適しています。

気温が25度から30度程度になると、急速に成長し続けますので、草丈が30センチから40センチほどになれば、収穫に適した時期となり、10月ごろまで収穫が可能です。

霜や寒さには弱い青じその株ですが、意外に強い植物ですので、家庭菜園初心者でもあまり難しいことを考えずに栽培ができますので、種を蒔いて試してみてください。

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