青じそには様々な健康効果がありますが、副作用などはないのでしょうか。
青じその健康効果と副作用についてみていきましょう。
青じその健康効果に副作用は?
青じそには豊富な栄養素で様々な健康効果があります。
しかし、健康効果があると気になるのが、副作用などはないかということですよね。
青じそには特に大きな副作用などはありません。
青じその健康効果を支えるビタミンやミネラルはもちろん食べ過ぎによる副作用があるものもありますが、副作用が出るまでにはかなりの量を食べる必要があるので、現実的には副作用はないと言ってよいでしょう。
青じそは副作用を気にせず食べることができる健康食品です。
接触性皮膚炎には注意
青じそは重篤なアレルギーを引き起こしたり、発症率が高い食品に表示が義務付けられている特定原材料には指定されていませんし、特定原材料に準ずる食品にも含まれていません。
つまり、青じそによるアレルギーリスクはそこまで高くありません。
しかし、青じそを触ることによる接触性皮膚炎は発症する可能性があります。
青じそは健康効果が高いので家庭菜園で育てるという人も多いかと思いますが、皮膚が弱い人などは、気をつけた方がよいでしょう。
ただし、青じそで接触性皮膚炎などを発症するのは青じそを毎日触っている青じそ農家などが多いので、家庭菜園レベルではそこまで神経質になることはありません。
接触性皮膚炎のリスクについても、アレルギーと同じくそこまで高くありませんが、念のために気をつけておくとよいでしょう。
青じそに似た植物に注意
青じそ自体にはそこまで副作用やアレルギーなどのリスクは高くないということがわかりましたが、青じそを自分で収穫する際などには違ったリスクも存在します。
青じそを食べる時に最も注意するべきなのが、間違って青じそではない植物を食べてしまうことです。
1番危険なのは、アジサイです。
アジサイの葉は青じそと似たような葉です。
アジサイのは光沢があったり、アジサイは多年草なので葉以外は木質化しているのであまり見間違えることはありませんが、アジサイの近くに青じそを植えた場合などに間違って収穫してしまうこともあります。
アジサイを間違えて食べてしまうと、嘔吐やめまいなどの中毒症状引き起こすことがあります。
また、青じそに非常によく似た雑草に、イラクサがあります。
イラクサの仲間には葉にあるトゲにヒスタミンが含まれていて、触ると蕁麻疹を引き起こすことがります。
ちなみに、蕁麻疹の蕁麻とはイラクサのことです。
青じそを収穫するときには違う植物が紛れ込まないように注意しましょう。