青じそは初心者でも気軽に育てることができる野菜です。
しかし、いざ育てようとすると、少し踏みとどまってしまうこともありますよね。
できるだけ気軽な方法で育てるとなると、便利な500ミリリットルのペットボトルを使って水耕栽培をする方法があります。
新たに土や鉢を買う必要もないですし、エコでちょっと面白く青じそを栽培することができますよ。
目次
水耕栽培での青じその育て方:必要なもの
必要なものは次のとおりです。
・500ミリリットルペットボトル
・液体肥料(生育に必要な栄養素が一通り含まれているもの)
・ハイドロボールなどの培地
・スポンジ(台所用スポンジでOK)
・ポリエステルなど化学素材のフェルト(腐食を防ぐため自然繊維を避ける)
・青じその種
材料はすべて100円ショップやホームセンターで揃えることができます。
水耕栽培での青じその育て方:種まきから植え替え
まず、種をまいて青じその株を育てていきましょう。
数センチ四方に切った台所用のスポンジに浅く切れ込みを入れて青じその種を数粒まき、水を張った容器にスポンジを入れます。
この時、水はスポンジの半分を超えるくらいの高さが良いでしょう。
暖かい日当たりの良いところに置いておくと、青じその種が発芽します。
スポンジから根が出てきたらペットボトルに植え替えます。
ペットボトルは飲み口から3分の1程度の高さで切り離し、飲み口をさかさまにしてセットします。
次に飲み口から底にあたるくらいまで細長くカットしたフェルトを垂らし、液体肥料の入った水をペットボトルの半分程度の高さまで注ぎます。
最後に飲み口の上に発芽した青じそを根が張ったスポンジごと乗せた後、苗をハイドロボールなどの培地で固定します。
容器に藻が繁殖することがあるので、側面にアルミホイルや厚手の紙を巻きつけて容器の水に日があたるのを防ぐようにしてください。
液体肥料の入った水は少なくなったら足していきますが、1週間程度を目安に入れ替えを行うようにしましょう。
日当たりのよい場所に置くと、すくすく育っていきます。
「自分で作るのは失敗しそうで怖い・・・」という人は、ペットボトルを使った栽培キットも販売されています。
栽培キットを利用すると、工作して容器を作るなどの手間が省けるのでさらに気軽に栽培を始めることができますよ。
まとめ
・青じそはペットボトルを使って水耕栽培することが可能
・自作することに不安がある人は、ペットボトル型の栽培キットを利用してみるのもおすすめ
ペットボトルを使った水耕栽培は、ちょっと変わった栽培なので見ていてとても面白いです。
育て方にはちょっとしたコツがいりますが、ぜひ挑戦してみてください。